設計事務所とハウスメーカー等の比較
家の新築やリフォームを検討中のお客様へ。
設計事務所に依頼すると、高くなると思っていませんか?
家を建てるのを、ハウスメーカーや工務店、又は設計事務所に依頼しても、お客様の理想の家を実現する為の、設計という作業は一番重要で、欠かすことのできないものです。
設計事務所とは、その重要な設計を専門に扱う職業です。
設計事務所の報酬である設計料というのは、ハウスメーカーや工務店に発注しても、同じ分だけ工事費の中のどこかに、含まれている場合がほとんどなのです。
むしろ、設計事務所は、モデルハウスなどの莫大な広告費(実に家の費用の約10%程)や営業費(人件費)を節約できますので、コストダウンにつながります。
更に、複数の施工業者に見積もりを取ることで、競争原理を利用し、品質を落とすことなく、安くできます。(同じ製品でも施工業者により、取引価格が違うので、工事費に反映することができます。)
- 建築材料費・・・家の材料・設備費
- 大工費・・・大工さんなどの職人の人件費
- 設計費・・・設計事務所は1からのオリジナル設計図面
- 営業費・・・営業マンにかかる人件費
- 広告費・・・モデルハウス、テレビCM、大手新聞広告費、住宅誌広告、など
他の設計事務所との比較
河野建築研究所では、設計費を『170万円』と一律化し、透明化しています
設計事務所は、設計費を『建築工事費』に対しての、パーセンテージで報酬を決めていました。
例えば、家のデザインや面積が同じでも、高価な材料や設備を使用して、建物の価格が1.5倍になったとします。それだけで、設計費が1.5倍になってしまうのです。
1500万、2000万、3000万のいずれも、設計費の報酬は、約10%ぐらいが基準です。
2000万の建築工事費の場合→ 200万
3000万の建築工事費の場合→ 300万 1.5倍の差
はたして、金額が上がることにより、設計事務所の作業量は1.5倍になったのでしょうか?
私は、そうは思わないのです。2000万であろうが、3000万であろうが、設計という作業は、どの価格帯でも同じぐらいの作業量があります。
私は常々、一般の住宅であれば『建築工事費』と『設計の作業量』というのは、比例するものではなく、建築工事費が決まるまで、設計費が定まらないというのは、おかしいのではと考えております。透明化の意味を込めて、170万円一律という料金設定にしております。
設計料金について
木造在来工法の場合(200㎡まで)
設計料 | 設計費・確認申請一式(証紙代除く)・工事監理費 | 一律170万円 |
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【費用に含まれないもの】
- 確認申請証紙代(約5万くらい)
- 確認申請以外の特殊な申請代(開発申請など)
- 測量士による敷地の実測(当事務所での実測は無料) など
*鉄骨造・鉄筋コンクリート造の場合上記価格に構造設計料がプラスになります。